昨日AEAの講演会を聞いてきました。聴いてから理解するまで2,3瞬間遅れるのでいつも聞くだけになってしまいます。講演者はお二人。一人目はベナンで子供たちの世話をしている方でアフリカの現代史を簡単に解説してくれました。
二人目は女性のSF作家で”Sur bluaj planedoj”の著者でした。
UMにとりつかれた人
エスペラントの接頭辞、接尾辞は一つの単語から一気に多くの単語を生産できる秀逸な機能です。それらをつけることによって一定の意味の拡張が実現できますが、その中にひとつだけ「なんじゃ、こりゃぁ?」という接尾辞があります。
“UMにとりつかれた人” の続きを読む出かけるときの本
電車の中で本を広げるとすぐにうつらうつらしてしまうので、実際の意味はないのですが、出かけるときに本を持たないと落ち着かないのです。万一、半日電車に閉じ込められることになったら、その間どうやって過ごせというのですか?文庫本?いや2日に伸びてしまったら?
“出かけるときの本” の続きを読むワープロは何を?
ワープロは何を使っていますか?Word?まさか「一太郎」では?
エスペラントをやるのにぴったりのワープロがあります。それはフリーのLibreOfficeに含まれる”Writer”です。
「ソラリス」が届きました
ポーランドから本が届きました。注文してからおよそ2週間でした。なかなか手に入らないユリオ・バギの本があったのでついでに5冊ほど注文しておきました。ソラリスは8.75ユーロ(1,150円程度)でした。
“「ソラリス」が届きました” の続きを読む「ソラリス」のエスペラント訳が
ビッグニュースです。
スタニスワフ・レムの名作「ソラリス」のエスペラント訳がこの9月12日に発売されました。レムの生誕100周年を記念してその日の発売になったそうです。
第108回日本エスペラント大会に行ってきました
と言っても自宅でパソコンに向かっていただけです。
去る9月18日から20日まで、日本エスペラント大会が広島で開催されました。
エスペランチストたちは世界を股にかけて旅して歩くので広島くらい隣の家にこんにちは、という感じらしく、そこに集ってわいわいするのが楽しみだったことでしょう。しかし残念なことに今年はオンラインのみで行われました。
しかし反面、そのため私も参加することができました。なぜかというと、私にとって宿泊が必要な場所は国の内外を問わず限りなく遠いのです。「海外に行く気もないのになんでエスペラントを学ぶの?」と問われると非常に困るので、これまではそのことを隠してきました。しかし、これからは大丈夫のようです。
La Verda Koroの輪読(第31回)
La Verda Koroの訳の当番が回ってきました。今回はナダイたちエスペラント講座の面々がウラジオストクの捕虜収容所内のエスペラントクラブを訪問する場面です。
“La Verda Koroの輪読(第31回)” の続きを読むLa Verda Koro (第26回)担当を終えて!
私が担当したところは、ハンガリー人の捕虜であるナダイ先生が教え子たちと共にウラジオストックいにる友(2人)に会いに行く場面でした。
列車で彼ら(ナダイ一行)はやって来たのですが、
Li trovis facile lin. ん?
彼は彼を簡単に見つけた?
どっちも複数なのになぜ単数??
最初訳すとき全然理解できませんでした。
私ならどっちも複数にしちゃうかも!
彼らは彼らを簡単に見つけた!
でも、この単数は1人ひとりの行動がちゃんと描かれているので、文章のなかに誰がどのような行動をしているのか事細かに描かれていて、やっぱり作家さんて凄いなあと思いました。
全部複数にしちゃうと1つの行動しか表現できませんもんね!
私のエスペラント力はまだこの1つのことを言うだけで精一杯ですが、ちょっとでも会話できるよう勉強続けたいと思います。
デンマークより
初めての投稿になります。以前千葉エスペラント会の勉強会に通っていて、今はデンマーク在住のサラです。
今年のデンマークは寒く、4月に2、3日あったかい日もあったのですが、最近の日中最高気温は10度前後と寒い日が続いています。
それでも4月には桜が咲きました。こちらの木はデンマークでパン屋さんを開いた日本人の方が寄贈した木です。毎年桜祭りが開かれて、お抹茶、着物体験、剣道のお披露目など、日本の文化の紹介も行われます。今年はオンライの桜の花のストリーミングだけだったとか聞きましたが。
第一回目のブログでどうかと思いますが、今回はデンマークの奥様達の様子をお伝えしたいと思います。
投稿、長くなります。
デンマークの家庭で指揮を取るのは女性、すなわち奥さんです。
日本で言う尻に敷かれる旦那と言った感じがぴったりな気がします。つまり、物事を決めたり推し進めたりするのは奥さんの方なのです。
ちなみに日本の様に二世帯住宅で、両親と一緒に暮らす家族は、少ないです。でも、両親が近くに住んでいて、何かあると子供の面倒を見てくれたり、送り迎えをしてくれたりはします。
デンマーク人の国民性はどちらかと言うとシャイで日本人に似ているのですが、女性は日本人女性より自信を持って堂々としています。
この裏には男女平等社会があると思います。 デンマークでは世界的に見ても男女の賃金の格差が低く、女性の議員も多く、首相も女性です。もちろん、国内ではまだまだ男女間で賃金格差があると言われていますが。
会社の中でも女性より男性の方が昇進率がやや高いですが、それでも日本と比べたら、女性の元で働いている男性がたくさんいます。
わたしが思うに、デンマーク人は子供の頃から母親の立場が父親よりも上なのを見て育っていくので、自分が家庭を持った時も抵抗もなく、奥さん主導に自然に従っていけるのではないかと思います。
若いカップルを見ると、男性がリードしているように見えますが、その後結婚して、子供が生まれると女性は逞しくなっていくようです。
もちろん、女性ばかりが一人で決めているのではなく、お互い話し合いの元、決めていくことも多々ありますが、どうしても、どの家庭でも権力を持っているのは奥さんに見えます。
知り合いの、実業家でポルシェに乗っているお父さんでも、家で奥さんの前ではなんとなく逆らえないように見えます。
わたしはどちらかと言うと父親が最終的に物事を決める家で育ったので、新鮮です。
ちなみにデンマークでは、男性の育児休暇の取得もさかんです。もちろん、まだまだ女性の方が取得期間が長いと言う声もありますが。 普通にお父さん達が幼稚園や小学校のお迎えに来たり、子供が病気の時は病院に連れて行ったりします。
女性が堂々意見を言って、先頭に立ち、いきいきと輝ける社会☆
長くなりました。最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。