Google翻訳とスマートウォッチ

 パソコンまたはスマホのアプリであるGoogle翻訳を和エス辞典代わりに使うと便利である。日本語で単語を聞くと即座に答えてくれる。困るのは表示されたものとは違う訳が欲しくても一度答えたら決してそれ以外の答えを示してくれないことである。そんなときは句や文の形で質問してみるとよい。
 さて、散歩中にふと見たもの頭に浮かんだことを調べたいことがある。

 そんな時はスマホを取り出して調べ、納得がいかないときは帰宅後に調べなおす。そのときは辞書だけでなく場合によってはWikipedia日本語版で検索しそこから”Vikipedio”へ移動するとよい。”Vikipedio”もたいへん充実していてありがたい。

 それはともかくとりあえず知りたいというときにGoogle翻訳アプリは非常に便利である。スマホを取り出すだけでよい。しかし、実はWearOSというシステムで動くスマートウォッチを使うとGoogle翻訳をその時計で使えるのである。そうなるとわざわざスマホを取り出さなくても、腕時計に向かって声で質問するだけで良い。「超」のつく便利さである。

 ところが、ない!のである。スマートウォッチ版のGoogle翻訳にはエスペラントが見当たらないのだ。恥ずかしさに耐えて”OK Google!”と呼びかけて翻訳をしてもらおうとしても「エスペラントには対応していません。」と答えてくるのだ。
 言語リストから探すと、アムハラ、ウルドゥ、シンハラ、…と地図上のどのあたりか思い浮かべられない名前が続々と出てくる。それなのにエスペラントがない。エスペラントの方が有名なのに…そういう問題ではないか。もちろんそれらの言語を使う人たちが大切です。そういえばエスペラントの地図上の位置と言えばパスポルタ・セルボの地図にある赤い点々が頭に浮かぶ。かたよりはあるが「世界」がエスペラントのいる場所だと感じる。
 それにしてもこのアプリはスマホ経由で答えてくる。そのスマホ版にはエスペラントがあるのだから、当然時計でも使えるはずだと思っていた。納得がいかない。

 というわけでスマホで検索できるということで十分便利なのにそれ以上の便利さを求めたがかなわなかったということでした。

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