Marta

 コロナのため公民館に集まれなくなった2020年の4月から副会長の提案で「メール勉強会」を始めました。当時学習会で読み始めていたユリオ・バギの”La Verda Koro”を今度はメールのやりとりで読み続けようというものです。
 一人が好きな分量だけ訳したものを別の人が添削し、最後に参加者全員で意見を述べ合う、という形です。それを引き継いでいきます。訳当番と添削当番を持ち回りで行いました。添削担当も訳当番に入ります。当初2週間に1回の締め切りでしたが、後に月2回に固定しました。

 途中から始まったのですが、それが64回続いて2023年2月にようやく終了しました。公民館でやっているときはわかったつもりで流してしまったところもメールの文として読むとかなり細かいところまで目が届くようになったと思います。その添削や質疑応答は貴重な学習経過なのですが、なりゆきでまとめてしまったため、そのデータを生かすのには大変な手間がかかることになってしまいました。
 その反省に立って、第2期のメール勉強会では訳当番が最終的に提示した訳とそこに至る経過を常時見ることができるようにしようということになりました。それがこのページの趣旨です。

 第2期のメール勉強会のテキストとしては
   エリザ・オジェシュコヴァ著 ”Marta”(ザメンホフ訳)
を読むことにしました。なんとか4冊入手したのですが、版がどれも違っており、すべて内容とぺージがずれていることがわかりました。そのため一緒にページを指定して読むのが困難であることとわかりました。そこで
  プロジェクト・グーテンベルグ https://www.gutenberg.org/ebooks/61860 
からEPUB版をダウンロードし、それをCalibreでPDFとWordに変換したテキストを使うことにしました。

 4月7日に第1回が終わり、4月23日現在第2回となっています。