LaVerdaKoro_054

テキスト

Videble liaj doloroj fortiĝis. Mi ne povis resti plu. Per rigardo mi proponis foriron al la aliaj kaj ni adiaŭis unu post la alia. Tre mute, tre senkonsole. Ni ne povis aperigi esperdonan rideton sur nia vizaĝo.
Kiam mi prenis lian maldikan manon, momente li retenis min.
-Fratino de Sunfloro… Restu ŝia fratino…kaj … kaj atendu… tie, en mia poŝo…vi estas ja nia sekretariino kaj… tie, en la poŝo estas papero… la lasta… por la kunveno…por la proksima kunveno… Prenu ĝin!
Sur la dorso de la seĝo kuŝas liaj vestoj. Lia sango sekeĝis sur tiuj vestĉifonoj. Kial oni ne forigis ilin?… Mi trovis la paperon. Ankaŭ sur ĝi estas bruniĝinta makulo. Ni foriris. Nur Koluŝ restis ĉe li ĝis la lasta momento. Li alportis la sciigon, ke nia Iĉio Pang ne surferas plu.
Li vivis nur dekses jaroln… Kaj nun antaŭ mi kuŝas lia lasta parolo al la geamikoj. Poemo. Eble li verkis tiun sunbrilan tagon, kies vespero… La lasta poemo. Mi kopias ĝin ankaŭ por mia taglibro.
La maja vivo nun parolas: la suno ridas, pompas floroj,
en tero la printempo bolas kaj kantas birdaj, homaj koroj.
Ho vi, stulteta ĉina knabo, vi kial devas ĝoji, ridi,
en ĉiu arbo kaj skarabo la vivofraton ame vidi?
Kaj kial igas vin la sento karesi herbajn, florpetalojn
kaj tremi pro la kis’ de l’ vento, admori kampojn, montojn, valojn?
Ĉar vivas vi kaj vivas, vivas -respondas krie la korbatoj-
kaj en la suna brilo vivas kun vi sur Tero nur -gefratoj.
Ne, mi ne povas skribi pli hodiaŭ. La doloro kunpremas mian porĝon kaj mi ne vidas plu la literojn… Nur la koron super la bajonetoj… la kolon kun la sangolarmoj kaj en la suna brilo vivas kun vi sur Tero nur- gefratoj.

(FT)

彼(イチオパング)の苦しみが明白に強まっていた。私はもうじっとしていられなかった。目線によって他の人に立ち去りを提案して、そして、我々はお互いにさよならを言いあった。とても無言でなぐさめなく別れた。  私達は、私達の顔に希望を与える笑顔を表すことができなかった。私が彼(パング)のやせた手を手に取った時、思わず彼は、私の手を引き留めました。スンフロロのお姉さん、 彼女の姉として残ってください。そして、待ってください。あなたは、私たちの女性秘書です。そこに、ポケットの中には紙があります。最後の、会合のため、すぐこれから会合のため、その紙を手に取りってください。彼の衣服類が椅子の背部上にあります。彼の血がぼろ衣服に乾いてついていました。なぜ人は、それらを取り去らなかったのですか。私は、その書類を見つけたのです。その書類にも、茶色く変色したしみあります。私たちは立ち去りました。ただコールスは、そこに彼(パング)の最後まで、残ったのでした 。 
彼(コールス)は、我々のイチオパングがもはや苦しんでいないという知らせを持ってきました。彼(パング)は、16年生きました。そして、今、私の前に、男女の友人に彼(パング)の遺言が、あります。
詩。おそらく、彼が太陽の輝く日を詩にしたのでしょう、その晩(亡くなった) その最後の詩なのです。
私は、私の日記のためにもその詩を写したのでした。
五月の命は、今、語っている。
太陽は笑い、花々は咲き誇っている。
大地の中の春は、たぎっている。
そして、鳥達はさえずり、人々の心は歌っている。 
ああ、君ちょっと愚かな中国の子供よ、
あなたはなぜ喜び笑い
愛しそうにすべての木々やかぶと虫に、生きる力を見なければならないのか
そして、なぜ君の感覚は君に草や花びらをやさしくなでさせ、
風のキスに、身を震わせ、
野山や谷を素晴らしいとたたえさせるのか。
なぜならあなたは生きてからなのだ。そして生きてる。生きてるからなのだ。
心臓の鼓動が叫ぶように応えている。
そして、太陽のもと君とともにこの地上で、
生きているのは、兄弟姉妹だけなのだ。
私は、今日、これ以書くことはできません。苦痛が、私の喉を締め付けられ、だから、私はもう文字を見ることが出来ません。
ただ銃剣の上方に心を、 血の涙にぬれた心と、太陽のもとに君とともに生きるという言葉が輝いています。

経過

1. Videble liaj doloroj fortiĝis. Mi ne povis resti plu. Per rigardo mi proponis foriron.

(FT)
彼(イチオパング)の苦しみが明白に強まっていた。私はもうじっとしていられなかった。目線によって他の人に立ち去りを提案して、そして、我々はお互いにさよならを聞いた。とても無言でなぐさめなく別れた。
(TH)
他の人に立ち去りそして、我々はお互いにさよならを聞いた。とても無言でなぐさめなれた。
          を提案し             をした。    とてもなぐさめなく(別れた。)
(AM)
kaj ni adiaŭis unu post la alia.
adiauxis, とauxdis を取り違えていませんか。
「さよならを言い合った」
Ni ne povis aperigi esperdonan rideton sur nia vizaĝo.
私達は、私達の顔に希望を表すことができなかった。
esperdonan rideton と訳されていません。

2. -Fratino de Sunfloro… Restu ŝia fratino…kaj … kaj atendu… tie, en mia poŝo…

(FT)
スンフロロのお姉さん、 彼女の姉として残ってください。そして、待ちましょう。
(TH)
*あなたの姉を 彼女の姉に訂正
(UK)
-Fratino de Sunfloro… Restu ŝia fratino…は
は「彼女の姉」に直すついでに最初のところも「スンフローロのお姉さん」にしてはどうでしょうか。
これはマリアが30ページl21-22行目で
— Nu, Sunfloro, ĉu mi ne estas via pola fratino kaj ĉu vi ne estas mia ĉina fratino?
と発言したことを思い出して言っているのだと思います。
(AM)
restu, atendu, prenu はみな命令形です。イチオ・パングがマリアにお願いをしています。
(FT)
スンフロロのお姉さん、 彼女の姉として残ってください。そして、待ってください。

3. Sur la dorso de la seĝo kuŝas liaj vestoj. Lia sango sekeĝis sur tiuj vestĉifonoj.

(FT)
彼の衣服類が椅子の背部上にあります。彼の血がぼろ衣服にしみついていました。
(AM)
Lia sango sekigxis. ですから彼の血がボロボロになった服に乾いてついているのです。
(FT)
彼の衣服類が椅子の背部上にあります。彼の血がぼろ衣服に乾いてついていました。

4. Kial oni ne forigis ilin?… Mi trovis la paperon. Ankaŭ sur ĝi estas bruniĝinta makulo.

(FT)
なぜ人は、それらを取り去らなかったのですか。私は、その書類を見つけたのです。
その書類にも、茶色く変色したしみがあります。
(TH)
Ankaŭ sur ĝi estas bruniĝinta makulo.
なぜ人は、彼らを取り去らなかったのですか。私は、その文書を探したのです。
その書類は、焼けたしみがつく前でした。
*探したを見つけたに・その書類の上にも茶色く変色した血のしみがあります。
  *彼らを の代わりに それらを に訂正。(ili は人ではなくてパング君の衣服類だから)

5. Li alportis la sciigon, ke nia Iĉio Pang ne surferas plu.

(FT)
彼(コールス)は、我々のイチオパングが苦しんでいないという知らせを持ってきました。
(AM)
plu  を生かしてください。もはやくるしんでいない、ということで、彼の死を報せたのです。
(FT)
彼(コールス)は、我々のイチオパングがもはや苦しんでいないという知らせを持ってきました。 

6. Li vivis nur dekses jarojn… Kaj nun antaŭ mi kuŝas lia lasta parolo al la geamikoj.

(FT)
彼(パング)は、16年生きました。そして、今、私の前に、彼(パング)の
遺言が、男女の友人たちに存在しています。
(FT)
彼(パング)は、16年生きました。そして、今、私の前に、彼(パング)の最後の会話が、男女の友人たちにたいして存在しています。
(TH)
*nur を加えての訳。lia lasta paroloはPoemoのことなんです。 なので最後の会話がをパングの遺言が にしてはどうでしょうか?     
(AM)
  lia lasta parolo al geamikojが主語です。
(FT)
彼(パング)は、16年生きました。そして、今、私の前に、男女の友人に彼(パング)の遺言が、あります。  

7. Poemo. Eble li verkis tiun sunbrilan tagon, kies vespero… La lasta poemo.

(FT)
詩。おそらく、彼が太陽の輝く夕方を詩にしたのでしょう、 最後の詩なのです。
(AM) 
「太陽の輝く日を詩にしたのでしょう、そしてその晩(kies vespero)、(彼は死んで)。。だから最後の詩なのです。
(FT)
詩。おそらく、彼が太陽の輝く日を詩にしたのでしょう、その晩(亡くなった) その最後の詩なのです。

8. Ho vi, stulteta ĉina knabo, vi kial devas ĝoji, ridi,
en ĉiu arbo kaj skarabo la vivofraton ame vidi?

(FT)
ああ、あなたは、少し愚かな子供、あなたはなぜ笑う。それぞれの木やかぶと虫のなかに、 人生の兄弟を愛くしみで見て、
(AM)
cxina knaboをお忘れなく。Vi devas 、、、devas
が主たる動詞。devas gxoji, ridi, ame vidi devasをどう訳すのかむずかしいです。「しなくてはならない」のか、「すべき」なのか
(FT)
ああ、君ちょっと愚かな中国の子供よ、あなたはなぜ喜び笑い愛しそうにすべての木々やかぶと虫に、生きる力を見なければならないのか

9. Kaj kial igas vin la sento karesi herbajn, florpetalojn kaj tremi pro la kis’ de l’ vento, admori kampojn, montojn, valojn?

(FT)
そして、なぜ感覚はあなたにさせます、草花を風は、野、山、谷を称賛のキスのゆえに、
(AM)
Kial la sento igas vin karesi, tremi, admiri ? 「なぜその感覚はあなたに草や花びらを優しくなでさせ、風のキスで震えさせ、野山や谷をすばらしいと讃えさせるのか」

10. Ĉar vivas vi kaj vivas, vivas -respondas krie la korbatoj- kaj en la suna brilo vivas kun vi sur Tero nur -gefratoj.

(FT)
なぜならあなたは生きるのだ。そして生きるのだ。心臓の鼓動にこたえて。そして、健康の中に太陽の光が生き生きとしています。あなたと一緒に地球上にただ、男女の兄弟とともに
(AM)
「それはあなたが生きているから、生きているから、いきているから―心臓の鼓動がそう答える」
sano suna 混同していませんか。ここの文は kaj en la suna brilo nur gefratoj vivas kun vi sur Tero.[
地球上にあなたとともに生きているのはー兄弟姉妹だけ、みんなが兄弟姉妹なのだ」の意味ではないでしょうか。
(FT)
なぜならあなたは生きてからなのだ。そして生きてる。生きてるからなのだ。心臓の鼓動が叫ぶように応えている。そして、太陽のもと君とともにこの地上で、生きているのは、兄弟姉妹だけなのだ。

11.Ne, mi ne povas skribi plu hodiaŭ. La doloro kunpremas mian porĝon kaj mi ne vidas plu la literojn…

(FT)
私は、今日、これ以書くことはできません。苦痛は、私の喉を理解しそして、私はもう文字を見ることが出来ません。
(TH)
* kunpremas を komprenas と混同されています。正しくは 喉を締め付ける
(FT)
私は、今日、これ以書くことはできません。苦痛が、私の喉を締め付けられそして、私はもう文字を見ることが出来ません。

12. Nur la koron super la bajonetoj… la koron kun la sangolarmoj kaj en la suna brilo vivas kun vi sur Tero nur- gefratoj.

(FT)
ただ銃剣の上の心を、 血の涙と一緒の心をそして太陽の中の光がただ大地の上のあなた達、男女の兄弟たちとともに生きています。
(TH)
Nur la koron super la bajonetoj… la koro kun la sangolarmoj kaj en la suna brilo vivas kun vi sur Tero nur- gefratoj.
ただ銃剣の上の心を血の涙と一緒の心をそして太陽の中の光がただ大地の上のあなた達は、男女の兄弟たちとともに生きています。
(AM)
 Mi ne vidas plu la literojn, sed nur la koron super la bajonetoj…la koron kun sangolarmoj
という文の流れです。「もう文字はみえないけれど、銃剣の上方に心を、血涙に濡れた心が見えます。」
結びは次のように続きます。
Kaj en la suna brilo vivas
“kun vi sur Tero nur -gefratoj” “…”という言葉が輝いて(生きて)います。
このテキストが原文通りのスタイルになっていないため、この詩は特に読みにくいものとなっています。
(FT)
ただ銃剣の上方に心を、 血の涙にぬれた心と、太陽のもとに君とともに生きるという言葉が輝いています。

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