今年始めにJEIで行った古本市で「宮本正男 作品集1~4」を入手しました。読むべきだと思っていても購入をためらう本というものがあります。これらもあの機会がなければ読まずに終わっただろうと思うと実に幸運でした。
その4の中に表題の文がありました。出典は”La Movado” 133号 1962年3月とあります。エスペラントを1年に2000ページも読めるのだろうか?と思う人もいるでしょう。しかし、できます!
Esperanto-Sumooに参加すれば簡単です。
Esperanto-Sumooに参加して毎日6ページずつ読むことにします。そして各場所が終わっても、雨が降っても風が吹いても、あ、晴耕雨読と言うから、雨の日は絶好の機会なのか、とにかく毎日欠かさず6ページ読み続けるのです。たったの6ページです。すると1年に2 190ページになります。
気に入った本はあきるまで繰り返し読んでもいいです。しかし読み通すことが危ぶまれる類の本を読み続けるにはコツが要ります。たとえば私は今回 Mozi(墨子、佐々木照中央SASAKI Teruhiro訳)を入手しました。墨子といえば諸子百家の一人、中国時代劇ではからくりを操って戦う謎の戦闘集団として登場することが多いようです。彼は「非攻」を唱え、他国に攻め入ろうとする国があれば弟子を派遣して止めるように説得させました。それでも攻めるときは攻められる国に防衛軍を派遣したと言われます。鉄の規律を持った戦闘集団の実績は有名だったらしく、彼らを相手にするのは損失が大きすぎると判断して説得に応じることも多かったようです。
そんな墨子の思想がエスペラントで読めるとなったら、これは読まないわけにはいかないでしょう。しかも中国語との対訳になっているので、エスペラントではわからなくなる固有名詞が漢字で確認できます。それでも大判の重たい本を膝に乗せてみると「果たして読み通せるだろうか?」と不安が起きるのです。
そういうときに良い方法があります。並行して読みやすく楽しい本を読むのです。たとえば今Trevor Steeleに凝っているので、短編集”Memori kaj Forgesi”を選びました。Moziを6ページ読んだらMemori…を好きなだけ読みます。多分後者はすぐ終わるので次の本も用意しておきます。それで始めてみましたが、今のところ順調に進んでいます。
これが続けられるのもおそらく2か月毎にEspeanto-Sumooがあるお陰です。
1.「Esperanto-Sumoo」なんて催しがあるとは知りませんでした。中国文学については墨子を是非読みたいです。どなたか、本を貸していただけませんか?
中国の読み物については、色々あるのですが、今読み進めているのは「三体」「水滸伝」「三国志演義」などです。「三体」のエス語訳があれば、どなたか、お貸し願えないでしょうか?
*Esperanto-sumooについては http://www.esperanto-sumoo.pl/ をご覧ください。参加をおすすめします。
*「三国志演義」”Romano pri tri regnoj” は3巻1806ページ \19,000
「水滸伝」”Ĉe akvorando” は3巻1830ページ\15,000
日本エスペラント協会で入手できます。金が有り余っている私にも今のところ手が出ません。
*「三体」は現代作家のものですよね。しばらくエス訳は出ないだろうと思います。
*「墨子」は紀元前の諸子百家の一人。持っていますが、まだ当分弄り回す予定なので、お貸しできるまで辛抱強くお待ちください。
1.Esperanto-sumooのサイトを見てみました。とても面白そうな内容ですね。
是非、少しずつ読んでいきたいです。
2.「三国志演義」や「水滸伝」は、中国の過去物ですから、とても高価ですね。(かじぼうさん、お金が有り余っているのですか?うらやましいですね)私にも手が出ません。仕方ないので、中国語の原語本を持ってますので、中→エス語は自分ですることにします。どうなることやら?
3.「三体」は今WOWWOWでドラマ化、放映 しているところから、割合旬となってきているので、エス訳をやはり試みることにしましょう(やはり中国語原本を持っているので)中→エス語はGoogle翻訳がどの程度できるか、楽しみです?!
4.「墨子」は判りました。辛抱強くお待ちすることにします。
中国語まで習得されているのですか!
現代物は著作権が絡むのでこういうところに掲載するわけにはいかないですね。
エスペラント訳の欠点は固有名詞がわからなくなることです。Mozi(墨子)みたいに漢字名を添えて訳していただけるとありがたいです。私が持っている”Mozi”は中エス対訳なのですが、中文は残念ながら漢字ではなく現代中国文字で書かれています。そのためやはり固有名詞をわずかに記憶に残っている名前と照合するのが困難です。
そうだ、いいことを思いつきました。
YTさん、様々な外国語を習得して良かったことをシリーズ記事として投稿してください。
そうしたら私が匿名で「〇〇語なんてむずかしくて習得できないよ。」とコメントします。
そのコメントにたいして「かじぼう」が「それではエスペラントはいかがですか?〇〇国のサークルに連絡すれば、その国の人と話せますよ。」と誘います。
1.かじぼうさん、良い思い付きですね。どうやったら「シリーズ記事」で投稿できるのか、判りませんが。。。「コメントを残す」はやり方がやっと判りました。
2.現代中国語については、習得何んておこがましい、まだ学習中です(笑)。文中の現代中国文字とは、具体的に「簡体字(かんたいじ)」のことですか?中国語は文法がとても英語に似ていますので、我々にとっては比較的簡単のようですが(勿論中国語独自の言い回しはありますが)、発音がとてもむずいので苦労します。ピンインができればtypeで打つことができますよ。例えば、我是日本人(ウオー、シー、リーベンレン)と書くことができます。先ずは、今は1月30日のデンマーク特命全権大使の発表にデンマーク語で質問するために、デンマーク語を学習中です。
記事の投稿のやり方をのちほどメールにてお知らせします。
どしどし投稿をお願いします。
皆様、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
投稿メールのやり方をお教え戴けるとの事、どうも有難うございます。
TMです。 今期の「エスペラントすもう」NEK主催でデビューしました。 堀さんに何度も進められていたのですが ”無理無理!” と逃げていました。 日本語の本を読むのでも時間がないのにと思っていました。 でも、今年の挑戦の一つにしました。
本は堀さんが出版した*本で、各国のエスペランティストがその国の暮らしをエッセイにしたものです。食べ物についてが最初の項目、これが面白くて、一日3ページ何とかこなせそうです。 経過は定例会でお知らせしますね。
*・・・「 Ĉiutaga Vivo tra la Mondo ]
これは朗報!心強いです。堀さんが出版する本は高齢者への配慮が行き届いている点も素晴らしいです。
そう言えば、参加者リストの最後の方にNEKというグループがありましたが、名前までみなかったので「エスペラント漬け合宿」のメンバーとは気づきませんでした。
田久保みどりです。
エスペラント相撲の結果です。 初戦はかろうじ12勝3敗でした。
1日3ページの設定はそれでも頑張らなくてはだめでした。
3敗の内2敗は、1日の合間合間に少しづつ読んでいたので、2ページ位を読んだらもう完了と勘違いしてすっかり忘れて寝てしまったのです。これは私の楽天家の証拠ですよ!
後の1敗はもう疲れたので寝た方が得と頑張りませんでした。
それでも本の内容が面白く初めて知ることが多く改めて「読書って世界を広げるなあ」って感心して今でも続きを読んでいます。
羨ましいです。
私は神経が細すぎていつ切れるかわかりません。場所中はふとんに入ってから「あれ、きょうは足りなかったのではないか?」と気になって確認のために起きることまであります。
このあたりがエスペランチストたちのすごさ(いろいろな意味で)を身に付けられない理由かもしれません。