9月23日(金)~9月25日(日)の3日間、日本エスぺラント大会が八王子で開かれました。今回は109回目になるそうです。当エスペラント会からも現地で参加しました。日帰りできる場所なので私も行くべきでしたが、この3年間で出不精にも磨きがかかり、逆ですね、出不精にさらに苔むして、オンラインで参加しました。
いくつか興味深いプログラムがありましたが、その中で一番強い印象を受けたのが、小坂賞を受賞した山川修一さんの受賞記念講演でした。この賞は1919年にJEI(日本エスペラント学会–現在は「協会」)を設立した小坂狷二を記念して作られたものだそうです。あれっ、1919年にJEIができたのにどうして109回大会なの?と突っ込む人σ(^ ^;もいるでしょうが、あまり気にしないように。でも気になる…
日本人はエスペラントをどう学べばいいか?という内容をジョークを交えながら説明してくれました。実はジョークの部分は理解できなかったのですが、ジョークを言うときの人の表情やしぐさはわかりますので、わからなくてもそれに合わせて笑います。お話の中のエスペラントを話せない人の特徴に私は全部当てはまるみたいです。
講演のあと、当会の指導者の方からいただいた”Vojaĝo en Esperanto-lando”(エスペラント国の旅:Boris Kolker著)という本を開いてみると、そこには
Esperanto estu regata samnivele kiel la gepatra lingvo!
母語と同じレベルでエスペラントを使いこなそう!
という大胆なスローガンが書いてありました。そんなことできるはずが…と思ったとき講演者の姿が浮かびました。そんなことできるはずが、ある、みたいですね。ふぅ~ん、私は生きている間にどこまでいけるかな。