LaVerdaKoro_029

テキスト

La gastoj estime rigardas al la bonkora vizaĝo de Vonago, kiu jam estis inter la unuaj, kiuj kun kredo kaj malegoista laboro realigis unu el la plej belaj sonĝoj de la homoj.
— Vi konis la Majstron persone. Ĉu ne, sinjoro? Parolu pri li! Mi havas de li nur unu poŝtkarton, kiun mi ricevis antaŭ la milito — diras Nadai.
— Zamenhof, nia Majstro — kaj Vonago montras al la portreto — naskiĝis la 15-an de Decembro en 1859). Li estis la plej modesta genia homo de sia tempo. Sed li estis ankaŭ unu el la plej kuraĝaj, ĉar li kuraĝis ne nur sonĝi, sed ankaŭ paroli pri sia sonĝo kaj fari realaĵon el ĝi. Memoru pri tio, ke li havis malagrablajn ecojn en la pensmaniero de la carismo; li estis judo kaj pola patrioto… Kaj tamen li kuraĝis kaj tamen li prenis al si la novan nepardoneblan sonĝon «esti homo», kiu vidas homfraton en ĉiu homo kaj kiu en siaj faroj estis pli kristana ol multaj kristanoj. Lia kormalsano mortigis lin. Tiel devis silentiĝi por ĉiam la batoj de tiu koro, kiu ne povis elteni plu la dolorojn, kiuj vekis en li la penson, ke li vane oferis sian tutan vivon por la homaro. La 17-an de Aprilo en 1917 li foriris el inter ni. Sed li eraris. Li ne faris vanan oferon. La homoj komprenos lin kaj lian grandan verkon.

(TH)

客人達は信念と献身的な仕事で、人類の美しい夢の1つを実現したパイオニア達の1人と既になっている、ヴォナゴ氏の親切な顔を尊敬の眼差しで見ます。
「貴方は個人的に創始者を知っている。違いますか?彼について話して!僕は戦前に彼から受け取ったはがきがたった1枚しかないんです。」とナダイは言います。
「ザメンホフ、我々の師匠」とヴォナゴ氏は壁の肖像画を示して「は1895年12月15日に生まれました。彼は当時 最高に謙虚で天才的人物でした。しかし彼はもっとも勇気ある人々の1人でした。なぜなら彼は夢みるだけではなく、自分の夢を語りなおかつ夢の実現する勇気があった。思い出してください。ロシア帝政主義から判断すると、彼(ザメンホフ)は好ましくない性格を持っていた:彼はユダヤ人であり、ポーランドの愛国者だった」
「けれども彼は勇敢に生き、圧政下だけれども、彼は自分に新しい許されない夢(人間であれ)という思いを取り入れた。
この人間というのは全ての人の中に兄弟を見つけ、そして自身の行動では、多くのキリスト教徒よりもさらなるキリスト教徒である人です。
彼の心臓病が彼をころした。こうして心臓の鼓動は永遠に沈黙せねばならなかった。心臓はもうこれ以上痛みに耐えられず、痛みが彼に自分は人類のために我が一生をむなしく捧げたのではないかという考えをおこした。
 1917年4月17日に彼は私たちから去った。しかし彼はまちがった。彼の献身は無駄ではなかった。
 人類は彼と彼の偉大な作品を理解するでしょう。」

経過

1. Mi havas de li nur unu poŝtkarton, kiun mi ricevis antaŭ la milito—diras Nadai.

(TH)
僕は戦前に彼から受け取ったはがき1枚だけ持っています。――とナダイは言います。
(UK)
ここのMi havas de li nur unu poŝtkarton・・・は、
「はがき1枚だけ持っている」というだけではないような気がします。
(TH)
はがきがたった1枚しかないんです。

2. Li estis la plej modesta genia homo de sia tempo. Sed li estis ankaŭ unu el la plej kuraĝaj, ĉar …

(TH)
彼は当時 最高に謙虚で天才的人物でした。しかし彼はもっとも勇気ある人々の1人でもあり、なぜなら
(UK)
「・・・人々の1人でもあり、なぜなら・・・」のつながり方、
(TH)
分かりません、追加の説明を
(UK)
「・・・人々の1人でもあり、」の節が閉じていないように見えるため、後に「・・・でもある」が続く
のを期待してしまいます。
(TH)
彼は当時 最高に謙虚で天才的人物でした。しかし彼はもっとも勇気ある人々の1人でした。なぜなら

3. ,keli havis malagrablajn ecojn en la pensmaniero de la carismo: li estis judo kaj pola patorioto—

(TH)
ロシア帝政主義の思想から彼(ザメンホフ)は好ましくない性格を持っていた:彼はユダヤ人であり、ポーランドの愛国者だったーー
(UK)

「ロシア帝政の思想から彼は・・・」はわかりますが「あれっ?」と読み返す人もいるかもしれません。 「から」のせいかなぁ。
(TH)
ロシア帝政主義の影響の中で彼(ザメンホフ)は好ましくない性格を持っていた:
彼はユダヤ人であり、ポーランドの愛国者だったーー

(UK)

確認ですが、ロシア帝政の考え方から見たときに、ザメンホフが不快な性質を2つも備えている
  (ユダヤ人であること+ポーランドの愛国主義者であること)ということですよね。
ロシア帝政主義から判断すると、彼(ザメンホフ)は好ましくない性格を持っていた:
彼はユダヤ人であり、ポーランドの愛国者だったーー

4. Kaj tamen li kuraĝis kaj tamen li prenis al si la novan nepardoneblan sonĝon <esti homo>,

(TH)
そうであったけれど彼は勇敢だった、彼は自分に新しい許されない夢(人間であれ)を取り入れた。
(UK)
Kaj tamen ・・・  kaj tamen・・・なので、後半にもこれを反映させる必要があるのでは?
(TH)
そうであったけれど彼は勇敢だったし、愛国者だったけれど彼は自分に新しい許されない夢(人間であれ)を取り入れた。
(UK)
2つも好ましくない(にらまれる)要素を持ってたのに敢えて立ち上がり、
その上にさらにロシア帝政の考え方からは許されない3つめの要素<esti homo>
  という思想まで持ち込んでしまった、
のではないでしょうか。それほど勇気のある人でもあった、と。
(TH)
けれども彼は勇敢に生き、圧政下だけれども、彼は自分に新しい許されない夢(人間であれ)という思いを取り入れた。

5. Tiel devis silentiĝi por ĉiam la batoj de tiu koro,

(TH)
こうして心臓の鼓動は永遠に沈黙した
(UK)
devis silentiĝi とあります。
(TH)
こうして心臓の鼓動は永遠に沈黙せねばならなかった。

6. kiuj vekis en li la penson, ke li vane oferis sian tutan vivon por la Homaro.

(TH)
痛みが彼に自分は人類のために我が一生をむなしく捧げたのではないかという考えをおこした。彼は無駄な献身をしなかった。
(UK)

「彼は無駄な献身をしなかった。」という日本語は原文と別の意味になってしまうような気がしますがいかがですか?

(TH)

彼の献身は無駄ではなかった。

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