テキスト
Ĉaptro 4:Leciono en la parko P22/1~20
La gesinjoroj silentas, sed en tiu silento ne estas protesto. En ĝi estas pensoriĉa harmonio. La militkaptitoj, kiuj nun havas ĉeĥan, rumanan, rusan uniformojn kaj civilan veston, sentas tre varman dankon al tiu unumana maljuna homo. Per tiu parolo li patramane tuŝis la korojn. La knabinoj kaj sinjorino Bogatireva mute rigardas al la blankaj haroj,belaj bluaj lkuloj de la maljuna poŝtoficisto. Nun li estas tre bela,pli bela ol la fortaj,junaj sinjoroj en la elegantaj ujiformoj.
Paŭlo Nadai, la instruisto, iras al sinjoro Kuratov kaj kore gratulas al li.
ーSinjoro, vi faris pli belan,pli bonan lecionon ol mi faris en la tuta kurso. Ankaŭ mi dankas.
Vian instruon mi metas en mian koron.
Sinjorino Bogatieva levas la manon kaj petas atenton.
ーAŭskultu, gesinjoroj , ĉar hodiaŭ sinjorino Bogatireva havas proponhumoron.ーdiras Kuratov.
ーMi ne havas novan proponon.mi diras nur unu frazon; jam estas tempo! Vian parton el la leciono, sinjoro Nadai, vi faru en mia hejmo.
訳
(SJ)
生徒たちは黙っています。しかしその沈黙には抗議の意味がありません。 その沈黙の中では深い共感が存在します。 今チェコ、ルーマニア、ロシアの軍服と人民服を着た捕虜たちは片腕の年配の人(クラトヴさん)にとても暖かい感謝を送ります。この話しをしたことで彼(クラトヴさん)は父親の手のように生徒たちそれぞれの心に触れた。
その少女たちとボガティレーヴァさんはその年配の郵便局員の白髪と美しい青い目を見つめます。今彼(クラトヴさん)は優雅な軍服を着ている強くて若い紳士たちよりとても美しい。
先生のパウロ ナダイはクラトヴさんのところに行き、そして心から彼を祝います。
クラトヴさん、あなたは私がするすべての授業より美しく、良い授業をしました。私も感謝します。あなたの教えを私は自分の心に置いています。
ボガティレヴァさんは手を挙げ注目を願います。
聞いて下さい。皆さん、 今日、ボガティレヴァさんが何か提案したい気分でいらっしゃいますよ。
とクラトヴさんが言います。
私(ボガティレーヴァさん)は新しい提案なんてありません。一言だけ言います。
もう時間です。ナダイ先生、今日の授業の先生の分を私の家でして下さい。
経過
Ĉaptro 4:Leciono en la parko P22/1~20
1. La gesinjoroj silentas, sed en tiu silento ne estas protesto.
(SJ)
生徒たちは黙っています。しかしこの静寂は抗議ではありません。
(AM)
**silentoは声をたてない、その故の静寂と考えれば静寂でもよいのですが、en tiu silentoはその沈黙には抗議の意味はありません。
(SJ)
生徒たちは黙っています。しかしその沈黙には抗議の意味がありません。
2. En ĝi estas pensoriĉa harmonio.
(SJ)
それは(この静寂)は深く共感します。
※(思慮深い調和)
(AM)
**この文の中の主語はどれですか。この文のestsは在る、存在するを意味する動詞です。副詞句はどれでしょうか。文を文法的に正しく読んでください。
(SJ)
主語はtiu silento(その沈黙)でしょうか。副詞句はpensoriĉa harmonio(深い共感)だと思います。なので、
その沈黙の中では深い共感が存在します。
(AM)
この文の主語はpensoriĉa harmonio 副詞句はEn ĝi ĝiはla silentoを指しています。
訳文はただしいですが、文法理解がおかしいです。前置詞のついている句は副詞句です。al la stacio, sur la tabloなど。
3. La militkaptitoj, kiuj nun havas ĉeĥan, rumanan, rusan uniformojn kaj civilan veston, sentas tre varman dankon al tiu unumana maljuna homo.
(SJ)
今チェコ、ルーマニア、ロシアの軍服と人民服を着た兵士たちは片腕の年配の人(クラトヴさん)にとても暖かい感謝を送ります。
(FT)
La militkaptitoj,(捕虜たち) kiuj nun havas ĉeĥan,—を訳し忘れたようですね。
(AM)
**soldatoj ではなく、militkaptitoj です。
(SJ)
今チェコ、ルーマニア、ロシアの軍服と人民服を着た捕虜たちは片腕の年配の人(クラトヴさん)にとても暖かい感謝を送ります。
4. Per tiu parolo li patramane tuŝis la korojn.
(SJ)
この話しでかれは父親の手(?)でそのこころへ触れた(?)
※すみません。意味が分かりません。
(FT)
Per tiu parolo li patramane tuŝis la korojn. このスピーチによって、彼(クラトヴさん)はその兵士たちの心にしっかりと(がっちりと)ふれた。(スピーチが捕虜たちの心をしっかりつかんだ)
patramaneはeで副詞ですね。tuŝis(触る。ふれる)様子を表しています。父親の手のようにつまり大きな手でがっちりとではないかと思いました。
(AM)
**perは手段を表す前置詞です。「この話でもって」「この話をしたことで」。patramane はpatra-man-eと合成語で副詞にしてあります。
「(まるで)父親の手が触れるように」FTさんの言われるように「がっちり」かどうかわかりませんが、私は「優しくふんわり」かなと勝手に想像します。
ここまで訳に入れなくてよいと思います。
(SJ)
この話しをしたことで彼(クラトヴさん)は父親の手のように生徒たちそれぞれの心に触れた。
5. La knabinoj kaj sinjorino Bogatireva mute rigardas al la blankaj haroj,belaj bluaj lkuloj de la maljuna poŝtoficisto.
(SJ)
その少女たちとボガティレーヴァさんはその年配の郵便局員の白髪で美しい青い目を黙ってみます。
(AM)
**白髪「と」美しい青い目rigardasみつめます。
(SJ)
その少女たちとボガティレーヴァさんはその年配の郵便局員の白髪と美しい青い目を見つめます。
6. Paŭlo Nadai, la instruisto, iras al sinjoro Kuratov kaj kore gratulas al li.
(SJ)
パウロナダイ:先生はクラトヴさんのところに行き、そして彼を祝います。
(AM)
**わかりずらいので、「先生のパウロ・ナダイが」koreも訳してください。
(SJ)
先生のパウロナダイはクラトヴさんのところに行き、そして心から彼を祝います。
7. ーSinjoro, vi faris pli belan,pli bonan lecionon ol mi faris en la tuta kurso.
(SJ)
クラトヴさん、あなたはすべてのクラスで私がするより美しくより良い授業をしました。
(AM)
**もっとエス文の内容が伝わる訳をお願いします。
(SJ)
クラトヴさん、あなたは私がするすべての授業より一番美しく、良い授業をしました。
8. ーAŭskultu, gesinjoroj , ĉar hodiaŭ sinjorino Bogatireva havas proponhumoron.ーdiras Kuratov.
(SJ)
聞いて下さい。皆さんなぜなら今日ボガティレヴァさん面白い提案があります。
とクラトヴさんが言います。
(AM)
**propono-humoro 良い訳を考えてください。
(SJ)
聞いて下さい。皆さん、なぜなら今日ボガティレヴァさんが面白い提案(良いアイデア?)があります。とクラトヴさんが言います。
9. ーMi ne havas novan proponon.mi diras nur unu frazon;
(SJ)
私は新しい提案がないです。私は一つの文だけ言います。
(AM)
**日本語だと、「一言」でしょうか。unu frazon, unu vorton, 状況を考えてみましょう。日本のエスペランティストはunu vorton
といいそうですが、実際はunu frazonだったりして。
(SJ)
私(ボガティレーヴァさん)は新しい提案なんてありません。一言だけ言います。