テキスト
Li rakontis pri knabo, kiu faris tian lingvon kaj li prezentis ĝin al la gimnaziaj amikoj. Infana ludo, mi pensis kaj mi diris tion al mia amiko. Li protestis. Ni malpacis. Mi diris: lingvo de unu homo ne estas lingvo, kiun la homoj akceptas. La tempo iris kaj iris. Mi ne vidis longe mian amikon… En bela tago (mi jam estis oficiro, ne poŝtoficisto kaj mi havis du manojn kaj ne unu) mi vidis mian amikon sur la strato. Mi salutis lin. Li akceptis mian saluton. Ni haltis, konversaciis pri la vetero, pri la familio, pri la servo. Antaŭ ol li iris hejmen, li metis maldikan libron en mian manon. Kio ĝi estas? — mi demandis. La lingvo internacia, pri kiu vi diris «infana ludo». Nu, la sama knabo faris ĝin kaj la homoj akceptis ĝin. Akceptu ankaŭ vi — li diris kaj iris hejmen. Mi rigardis, legis kaj mi metis ĝin en la ŝrankon. Ĝi ne interesis min… Mia amiko servis ne en mia regimento kaj denove mi longe ne vidis lin. Sed… sed venis malfacila kaj malfeliĉa tempo. Estis milito inter la rusoj kaj japanoj. El eŭropa Ruslando mi iris al la malproksima Manĝurio.
訳
(KTA)
ワルシャワの友達は(ある)少年について話した。その少年というのはそのような言葉を作ったのである。
そしてワルシャワの友達はその言葉を高等学校の友達の前で披露した。
(私は披露されて感じた。)幼稚な遊びだよ!と私は思い、
ワルシャワの友達にそう言った。
ワルシャワの友達は怒った。
(当然)私とワルシャワの友達とは絶交状態になった。
(更にワルシャワの友達に対して)
私は言ってしまったのです
(君の言う)その少年が作った言葉が他のみんなが受け入れて使う言葉になるわけないじゃん!
時が過ぎて大人になり、(仕事の関係で)私は長くワルシャワの友達を見かけなくなった。(その様な中で)ある晴れた日に(当時、私が郵便職員ではなく将校の時で、片手ではなく両手があった時でまだ私が不自由なく生活していた時)私は街角でワルシャワの友達に(偶然)会った。
私は彼に挨拶をしました。彼は私の挨拶を受け入れました。
(絶交状態だったにもかかわらず時が浄化してくれたのでしょう)
私たちは立ち止まり、天気、家族、任務等について会話をしました。
彼が家に帰る前に、彼は私の手に薄い本を置いた 。
それはなんですか?私は尋ねました。
(あなたが(少年の頃に)言った)例の国際語についてだよ、
それについてあなたはあの時<幼稚な遊び>と言ったよね!
あのね!あの同じ少年が国際語を作って
人々がその言葉を受け入れて(使って)いるんだよ。
君も受け入れて(使って)みるといいよ -とワルシャワの友達は言って家路に向いました。私は(その本を)見つめ、読んでみた。そして私はそれを戸棚に入れた。
(だって)その本は私に興味を与えなかった(から)・・・。
ワルシャワの友達は私の所属する隊で勤務をしていなかった(ので)、
再び、彼を見る事はなかった。
しかし・・・しかし(なんとまぁ)難しくそして不幸な時代が来たものだ
ロシアと日本との間の戦争があった。
ヨーロッパ・ロシアから私は極東の満州へと行った(派遣された)。
経過
Mi sendas mian tradukon de paĝo19-4 linio de subo ĝis paĝo20-15 linio
1. Li rakontis pri knabo,kiu faris tian Lingvon kaj li prezentis ĝin al la gimnaziaj amikoj.
(KTA)
ワルシャワの友達は子供について話した、その子供というのはその言葉を使っていた、
そしてワルシャワの友達はその言葉を披露した高等学校の友達に対して
(AM)
** knabo は子供より年長、少年が良いと思います。tiaはlaではないので、そのような、そんなような言葉を。fari は使うではなく、作るもっとわかりやすい訳文にしてください。
(KTA)
ワルシャワの友達は(ある)少年について話した。その少年というのはそのような言葉を作ったのである。
(KTA)
そしてワルシャワの友達はその言葉を高等学校の友達の前で披露した。
2. Infana ludo,mi pensis kaj mi diris tion al mia amiko.
(KTA
幼稚な遊び 私は思いそして私の友達にそう言った。
(AM)
** 幼稚な遊び、と私は思い、、、日本語訳に工夫をしてください。
(KTA)
(私は披露されて感じた。)幼稚な遊びだよ!と私は思い、
ワルシャワの友達にそう言った。
3. Li protestis. Ni malpacis
(KTA)
彼は抗議をした。私たちは不仲であった。
(AM)
**このふたつの文のつながりを工夫して訳してください。
彼は抗議をし、私たちは険悪になった。
(KTA)
(私は披露されて感じた。)幼稚な遊びだよ!と私は思い、
(他の仲の良い)私の友達にそう言った。
(それを耳にした)ワルシャワの友達は怒った。
(当然)私とワルシャワの友達とは絶交状態になった。
(KTA)
ワルシャワの友達は怒った。
(当然)私とワルシャワの友達とは絶交状態になった。
4. Mi diris ; lingvo de unu homo ne estas lingvo, kiun la homoj akceptas.
(KTA)
私は言った、一人の人間の言葉は言葉ではなく、その言葉を人々は受け入れるのだ。
(なんのこっちゃ!)
(FT)
「私は言った、1人の人間の言葉(母語)は、多くの人々の言語として受け入れるものではありませんよ。」これで銅でしょうか
(AM)
**kiun以下の文はその前のlingvoを修飾しています。「一人の人間が作った言葉は人々が受け入れて(使っている)いる言葉とは違う。」「では、ない」とは、すなわち「違う」または、ならない。
「一人の人間が作った言葉は人々が受け入れて使う言葉とはならない。」
(KTA)
(たくさんの友達の前かワルシャワの友達に対してかわかりませんが)
私は言ってしまったのです。
1人の人間の言葉(が作った言葉)が(沢山の)人間が受け入れる言葉として存在しないよ。
→(たくさんの友達の前かワルシャワの友達の前に対してかわかりませんが)
私は言ってしまったのです
(君の言う)その少年が作った言葉が他のみんなが受け入れて使う言葉になるわけないじゃん!
(チョット言い過ぎたかもしれない・・・・)
(KTA)
(更にワルシャワの友達に対して)
私は言ってしまったのです。
1人の人間の言葉(が作った言葉)が(沢山の)人間が受け入れる言葉として存在しないよ。→(更にワルシャワの友達に対して)
(KTA)
(更にワルシャワの友達に対して)
私は言ってしまったのです
(君の言う)その少年が作った言葉が他のみんなが受け入れて使う言葉になるわけないじゃん!
5. La tempo iris kaj iris. Mi ne vidis longe mian amikon….
(KTA)
時が過ぎ、私は長い間私の友達を見なくなった。
(AM)
**iris kaj iris の感じが出るように訳してみましょう。ne vidis見かけなくなった。
(KTA)
時が過ぎて大人になり、(仕事の関係で)私は友達を見かけなくなった。
(KTA)
時が過ぎて大人になり、(仕事の関係で)私は長くワルシャワの友達を見かけなくなった。
6. En bela tago (mi jam estis oficiro, ne poŝtoficisto kaj mi havis du mannojn kaj ne unu) mi vidis mian amikon sur la strato.
(KTA)
美しい時代(私が事務員であり郵便職員ではなく両手があり片手だけではなかった時代)に
私はその道で私の友達を見ました。
(AM)
**En bela tagoある晴れた日に(、、)の中はクラトフさんの昔と現在の状況を考慮に入れて訳す。oficiroはoficistoではありません。
sur la stratoは道でというより、街で、街角で、の感じです。
(KTA)
(その様な中で)ある晴れた日に(当時、私が郵便職員ではなく将校の時で、片手ではなく両手があった時でまだ私が不自由なく生活していた時)私は街角でワルシャワの友達に(偶然)会った。
(KTA)
(その様な中で)ある晴れた日に(当時、私が郵便職員ではなく将校の時で、片手ではなく両手があった時でまだ私が不自由なく生活していた時)私は街角でワルシャワの友達に(偶然)会った。
7. Ni haltis,konversaciis pri la vetero, pri la familio, pri la servo.
(KTA)
私たちは立ち止まり、天気、家族、サービス等について会話しました。
②の servo がよくわかりません。
直訳はサービスですがあまりにも漠然的すぎてます。
社会的サービスなのか???
(TH)
La servo はクラトヴ氏の oficisto としての仕事だと考えられるのでは?
(AM)
**servoはかれらの職業を考えると、任務の意味。
(KTA)
時が過ぎ、立ち止まって話をした友達は前に出てくるワルシャワ出身の友達なのでしょうかね?
もしそうなら、何故ここで mia amiko と改めたのでしょうか?
Li でよかった気がするのですが。
(AM)
**liにすると国際語をつくった少年とまぎらわしくなるからではないですか。
(KTA)
再考したのですが、ワルシャワの友達ではなく少年時代の他の友達と解釈しました。
如何でしょう?
(AM)
**終始クラトフさんの高校時代の同じ一人の友達だと思います。
その人との長い歴史があるのでしょう。
(KTA)
私たちは立ち止まり、天気、家族、任務等について会話をしました。
8. La lingvo internacia , pri kiu vi diris <<infana ludo>>
(KTA)
国際的な言葉であって、それについてあなたは<<幼稚な遊び>>と言った。
(AM)
**la internacia lingvoは laが付いているから「例の国際語」国際的なというと曖昧過ぎる。
(KTA)
(あなたが(少年の頃に)言った)例の国際語についてだよ、
それについてあなたはあの時<幼稚な遊び>と言ったよね!
9. Nu, la sama knabo faris ĝin kaj la homoj akceptis ĝin.
(KTA)
そう、同じ子供がその幼稚な遊びをやっていて、その人々はその幼稚な遊びを受け入れていた。
**fari は作るの意味。ĝin は何を指していますか。la internacia lingvoです。
(KTA)
(あなたが(少年の頃に)言った)例の国際語についてだよ、
それについてあなたはあの時<幼稚な遊び>と言ったよね!
(KTA)
そう、同じ子供がその幼稚な遊びをやっていて、その人々はその幼稚な遊びを受け入れていた。
(AM)
**fari は作るの意味。ĝin は何を指していますか。la internacia lingvoです。
(KTA)
あのね!あの同じ少年が国際語を作って
人々がその言葉を受け入れて(使って)いるんだよ。
10. Akceptu ankaŭ vi – li diris kaj iris hejmen.
(KTA)
あなたも受け入れなさいよぉ -と彼は言って家に帰りました。
(KTA)
君も受け入れて(使って)みるといいよ -とワルシャワの友達は言って家路に向いました。
11. Mi rigardis, legis kaj mi metis ĝin en la ŝrankon
(KTA)
私は見つめ、読んでみた。そして私はそれを戸棚に入れた。
(KTA)
私は(その本を)見つめ、読んでみた。そして私はそれを戸棚に入れた。
12. Mia amiko servis ne en mia regimento kaj denove mi longe ne vidis lin.
(KTA)
私の友達は私の(所属する)軍の連隊ではないところで使えていて、再び私は長い間彼を見なかった。
(AM)
**serviは勤務する、任務に就く。「わたしの所属する隊で勤務していなかったので、
(KTA)
私の友達は私の所属する隊で勤務をしていなかった(ので)、
再び、彼を見る事はなかった。
(KTA)
ワルシャワの友達は私の所属する隊で勤務をしていなかった(ので)、
再び、彼を見る事はなかった。
13. Sed …..sed venis malfacila kaj malferiĉa tempo.
(KTA)
しかし・・・しかし(なんとまぁ)難しくそして不幸な時代が来たものだ
(AM)
**malfeliĉa
(KTA)
しかし・・・しかし(なんとまぁ)難しくそして不幸な時代が来たものだ
14. Estis milito inter la rusoj kaj japanoj.
(KTA)
ロシアと日本との間の戦争があった。
El eŭropa Ruslando mi iris al la malproksima Manĝurio
ヨーロッパのロシア大陸から私は遠い鳥のえさの桶へと行った。
manĝurio についてですが、
辞書で manĝujo と urio を調べました。
まぐさ桶と(北極の)うみがらす
となってました。
比喩的な表現なのでしょうか?
言いたい事は、「戦地に派遣された」という事ですかね?
(FT)
El eŭropa Ruslando mi iris al la malproksima Manĝurio.
のManĝurioは「満州」ではないでしょうか。大文字なので固有名詞、地名だと思います。
(AM)
**ロシアは広大な国で、ヨーロッパから極東満州までにまたがっています。
ヨーロッパ・ロシアから遠い満州へ(Manĝurio ではなくManĉurioだと思います)
日露戦争に向かったのでしょう。
(KTA)
ヨーロッパのロシア大陸から私は極東の満州へと行った(派遣された)。
(KTA)
ヨーロッパ・ロシアから私は極東の満州へと行った(派遣された)。
(TM)
KTAさんの最初の訳文で満州の部分、久しぶりに大笑いしてしまいました。 このところ、涙が出るくらいに笑うのがなくなっていたので感謝です。 これで免疫力が増えたのは間違いない!
(UK)
Mi iris al la malproksima Manĝurio
私は遠い鳥のえさの桶へと行った。
私もこれには驚嘆し、かつ癒されました。しかし・・・
KTAさんは manĝurio<– manĝujo + urio としましたが、それをやるなら
manĝurio<– manĝ + urio (食べるウミガラス、食用ウミガラス?)
ではないでしょうか。またMが大文字なので固有名詞だと考えて
「私は遠い’食用ウミガラス’という名の場所へと行った。」
ではどうでしょうか?オリジナルよりつまらないですけど。
名古屋エスペラントセンターのWebページ
http://nagoya-esperanto.a.la9.jp/recenzo/ito/ito_09.html
に「バギーの小説の同時代史的背景」という投稿があり、大変参考になります。