テキスト
Vespere en la ĉambreto de la mansardo brulis malgranda lampeto, kaj antaŭ ĝi super malfermita libro sidis Marta. Ŝi apogis la frunton sur la manplatoj kaj englutadis per la okuloj la paĝojn de la libro. La komplikitaj gramatikaj reguloj, la miloj da problemoj de unu el la plej malfacilaj ortografioj en la mondo, interkonfuziĝis antaŭ ŝiaj okuloj, kiel buloj da interimplikitaj fadenoj, kiel labirinto da instruaj montroj kaj faktoj tute ne konataj, aŭ eble iam konitaj, sed jam de longe forgesitaj. Marta alcentrigis la tutan forton de sia komprenado, ĉiujn fortojn de sia memorado, por en la daŭro de unu vespero, de unu nokto, kompreni, ekmemori, alproprigi al si tion, kies komprenado postulas la laboron de kelke da jaroj, laboron malrapidan, paciencan, sisteman, logike kondukatan kaj grade kompletigatan kurson. La kompatinda virino pensis, ke forte streĉita febra penegado kompensos al la cerbo la jarojn da senlaboreco, ke la eta nuna momento iros sur la pesilon kontraŭ la tuta pasinteco kaj superpezos ĝin, ke grandega dezirado egalvaloras en la vivo la povadon. Ŝi faris al si iluziojn. Sed la iluzioj ne povis teniĝi longe. Ŝia penegado sin mem konsumadis en la febro, lacigis la korpon kaj la spiriton, per sia propra tro forta streĉiĝo nepovebligis ĉiun progreson; la nuna momento, plene okupita de turmenta maltrankvileco, penetrigis ankoraŭ nedifinitan sed jam mordantan maldolĉecon en la koron de la virino, kiu, forlasita de ĉiuj sur la tero, komencis kompreni, ke ŝi trompiĝis rilate sin mem, ke ŝia situacio estas plej malfavora por studado, kiu, por doni riĉajn fruktojn, bezonas trankvilecon, kiel birdo por la disvolvo de siaj flugiloj bezonas aeron. La plej forta dezirado, la plej varmega aspirado de la spirito, la plej turmenta streĉiĝo de la volo ne povis fari tion, ke menso neinstruita penetru per unu fojo la misterojn de la scienco, ke la neekzercitaj organoj de komprenado kaj de memorado fleksiĝu kiel delikataj kordoj, ke ili simile al fulmo saltu rapidajn rondojn, simile al vakso moligita per fajro ensorbu en sin tion, kion oni enŝutas en ilin.
訳
(TH)
夕方屋根裏部屋では小さなランプが燃えていた、そしてその前に開かれた本を見下ろすようにしてマルタが座っていた。彼女は両手の平の上に額をあずけて、本のページを両目で飲むように凝視していた。複雑な規則、世界中で一番難しい正書法のなかの1つの幾千の問題が、幾つもの団子になったもつれあった糸のように、さらに迷宮を成すいろいろな指示とまったく知らない事実のように、あるいは少し知っていたけれどもう長らく忘れ去られて彼女の目の前で混乱していた。マルタは自分の理解力の全力と記憶力のあらゆる力を、夕方と夜の間に理解すること、記憶すること、自身に教本をわが物とすることのために集中した、その理解するには数年の学習と、ゆっくりで辛抱強い作業と、そして体系的で、論理的に導かれそして段階的に完結される授業を要求されます。この同情すべき、女性は強く緊張した熱意ある努力が何年も無活用だった脳を補うだろうし、今のちょっとの瞬間が彼女の全過去と秤に乗せたら過去より重くなるだろうし、大きな望みは人生において能力と等しい価値となるだろうと考えた。彼女は自身に幻想を作った。しかし幻想は長く続かなかった。彼女の苦労は彼女自身を熱で消耗させ、身体と精神を疲れさせ、自分の強すぎる緊張のせいであらゆる進歩を不可能にした; 苦しい不安に満ちている今の状態が、 マルタの心の中にまだはっきりとしないけれどすでにむしばむにがさを侵入させていた、そして豊かな実りを与えるための学習には、鳥が自身の翼を広げるために空気が必要地上のみんなから見放されたマルタは、自分自身に関して彼女の当てが外れてしまったこと、であるように、彼女の状況は勉強にとても不利であると理解し始めた。教育を受けていない精神が科学の神秘をいっぺんに突き通そうとすること、訓練を受けていない理解や記憶の器官を繊細な弦のように曲げようとすること、それらの精神や器官が目まぐるしく回る輪に稲妻のように飛び込み、火で軟らかくされた蠟のように自分に振り撒かれたものを自分の中に吸収すること、など出来やしない。
経過・解説
- Vespere en la ĉambro de la mansardo brulis malgranda lampeto, kaj antaŭ ĝi super malfermita libro sidis Marta.
(TH)
夕方屋根裏部屋では小さなランプが燃えていた、そしてその前に開かれた本の上方にマルタが座っていた。
(AM)
本の上方に座っていた――これでは状況がわからないので、訳し方を工夫したらどうでしょうか。
(TH)
夕方屋根裏部屋では小さなランプが燃えていた、そしてその前に開かれた本と対面してマルタが座っていた。
(AM)
対面してーーーでもまあよいでしょうが、「見下ろすようにして」はどうでしょうか。Superですから。
夕方屋根裏部屋では小さなランプが燃えていた、そしてその前に開かれた本を見下ろすようにしてマルタが座っていた。
- La komplikitaj reguloj, la miloj da problemoj de unu el la plej malfacilaj ortografioj en la mondo, interkonfuziĝis antaŭ ŝiaj okuloj,
(TH)
複雑な規則、世界中で一番難しい正書法の問題の幾千が彼女の目の前で混乱しました、
(AM)
unu el la plej malfacilaj ortografioj に注目してください。
(TH)
複雑な規則、世界中で一番難しい正書法のなかの1つの幾千の問題が、
kiel buloj da interimplikitaj fade noj, kiel labirinto da instruaj montroj kaj faktoj tute ne konataj, aŭ eble iam konitaj, sed jam de longe forgesitaj.
(TH)
まるでこんがらかった糸の団子のよう、まるでたくさんの指示の迷宮とまったく知らない事実のように、あるいは少し知っていた。けれどもう長らく忘れた。
(AM)i
nterkonfuziĝis を修飾する副詞(kielで始まる)を整理してください。
, kiel buloj da…., kiel labirinto….2番目のkiel は..de longe forgesitajまで続きます。
(TH)
まるでこんがらかった糸の団子のごとく、さらにまるでたくさんの指示の迷宮とまったく知らない事実のように、あるいは少し知っていけれどもう長らく忘れ去られた内容として彼女の目の前で混乱していた。
(AM)
Multaj は入っていませんね。 Kiel labirinto…kaj faktoj…….. faktoj 以下は皆-aj となっていて、faktoj を修飾しています。「内容」という訳は要りません。
迷路のような数々の教えと、まったく知らない、あるいは少し知っていたけれども、もう長らく忘れていた
数々の事実が彼女の目の前でこんがらかっていた。
(AM)
labirinto da instruaj montroj kaj faktojとda が使われていることに注意。Labirinto de..と、de が使われていれば、「。。。の迷宮、迷路」となりますが。このように、da, de の使い分けは難しいです。これに気が付くと、buloj da interimplikitaj fadenoj は、「幾つもの団子になった縺れ合ったの糸のように」。buloj と複数になっていますから。
(TH)
幾つもの団子になったもつれあった糸のように、さらに迷宮を成すいろいろな指示とまったく知らない事実のように、あるいは少し知っていたけれどもう長らく忘れ去られて彼女の目の前で混乱していた。
- Marta alcentrigis la tutan forton de sia komprenado, ĉiujn fortojn de sia memorado, por en la daŭro de unu vespero, de unu nokto, kompreni, ekmemori, alproprigi al si tion, kies komprenado postulas la laboron de kelke da jaroj, laboron malrapidan, paciencan, sisteman, logike kondukatan kaj grade kompletigatan kurson.
(TH)
マルタは自分の理解力の全力と記憶力のあらゆる力を、夕方と夜の間中集中しました、理解すること、記憶すること、自身にそれをわが物とすること、その理解には数年の学習が要求されます、ゆっくりな仕事、辛抱強く、体系的に、論理的に導かれそして段階的に完結される授業です。
(AM)
por en la daŭro de unu vespero, de unu nokto, kompreni……このpor は何のためにありますか。
Postulas の対格―目的語を整理してください。3つあります。
(TH)
マルタは自分の理解力の全力と記憶力のあらゆる力を、夕方と夜の間に 理解すること、記憶すること、自身に教本をわが物とすることのために集中した、その理解するには数年の学習と、ゆっくりで辛抱強い作業と、そして体系的で、論理的に導かれそして段階的に完結される授業を要求されます
- La kompatinda virino pensis, ke forte streĉita febra penegado kompensos al la cerbo la jarojn da senlaboreco, ke la eta nuna momento iros sur la pesilon kontraŭ la tuta pasinteco kaj superpezos ĝin, ke grandega dezirado egalvaloros en la vivo la povadon.
(TH)
同情すべき女性は、強く緊張した熱意ある努力が何年も無活用だった脳に活力を与えるのか、今のちょっとの瞬間が私の全過去と秤に乗せたら過去より重くなるのか、大きな望みは人生において能力と等しい価値となるのかと考えた。
(AM)
La kompatinda virino はMartaのことを言っているので、「この同情すべき女性は」といれてはどうでしょうか。
pensis, ke となっているので、「….か、…か」と疑問形にならないのでは?
la nuna momento は目的格になっていないので、時間を表していません。
la nuna momento plene okupita de turmenta maltrankvileco/ penetrigis/ …maldolĉecon en la koron
(TH)
この同情すべき、女性は強く緊張した熱意ある努力が何年も無活用だった脳を補うだろうし、今のちょっとの瞬間が私の全過去と秤に乗せたら過去より重くなるだろうし、大きな望みは人生において能力と等しい価値となるだろうと考えた。
(TH)
この同情すべき、女性は強く緊張した熱意ある努力が何年も無活用だった脳を補うだろうし、今のちょっとの瞬間が彼女の全過去と秤に乗せたら過去より重くなるだろうし、大きな望みは人生において能力と等しい価値となるだろうと考えた。
- Ŝi faris al si iluziojn. Sed la iluzioj ne povis teniĝi longe.
(TH)
彼女は自身に幻想を作った。しかし幻想は長く維持出来ない。
(AM)
ne povis 過去形
(TH)
彼女は自身に幻想を作った。しかし幻想は長く続かなかった。
- Ŝia penegado sin mem konsumadis en la febro, lacigis la korpon kaj la spiriton, per sia propra tro forta streĉiĝo nepovebligis ĉiun progreson;
(TH)
彼女の苦労は彼女自身を熱で消耗させ、身体と精神を疲れさせ、自分の強すぎる緊張のせいであらゆる進歩を不可能にした;
- la nuna momento, plene okupita de turmenta maltranvileco, penetrigis ankoraŭ nedifinitan sed jam mordantan maldolĉecon en la koron de la virino, kiu forlasita de ĉiuj sur la tero, komencis kompreni, ke ŝi trompiĝis rilate sin mem, ke ŝia situacio estas plej malfavora por studado, kiu, por doni riĉajn fruktojn, bezonas trankvilecon, kiel birdo por la disvolvo de siaj fligiloj bezonas aeron.
(TH)
今の瞬間、苦悩の不安に満ちて、まだはっきりとしないけれどマルタの心の中ではすでにむしばむ不味さが侵入していた、地上のみんなから見放されたマルタは、自分自身を欺き、彼女の状況は勉強にとても不利であると理解し始めた、豊かな実りを与えるためには静けさが必要であり、鳥が自身の羽を広げるために空気が必要であるのと同じです。
(AM)
maldolĉeco 不味さーーーほかに良い訳はありませんか。
この文のkiu はこれでよいのですか? Komencis kompreni の対格は,ke…ke
と続くのではないですか?
マルタは自身に関して偽っていること、彼女の状況が勉強にとても不利であること、鳥が翼を広げるために空気を必要とするように豊かな実りを….ということを理解始めた。
(TH)
苦しめる不安に満ちている今の状態が、まだはっきりとしないけれどマルタの心の中にはすでにむしばむにがさを侵入させていた、地上のみんなから見放されたマルタは、自分自身を欺き、彼女の状況は勉強にとても不利であると理解し始めた、豊かな実りを与えるための学習には静けさが必要であり、鳥が自身の羽を広げるために空気が必要であるのと同じです。
(AM)
Peni は「苦労する」、ですが、「何かを得るために努力する、頑張る」の意味でもあります。
ここは努力、頑張りのほうがわかりやすいのでは?
Turmenti という動詞なら「苦しめる」ですが、形容詞なので、「苦しい、つらい」など形容詞にしたほうがよいでしょう。
trompiĝi あてがはずれる、裏切られる、などの訳もあります。何とかなると勢い込んでいたけれども、というマルタの状況を考えると、こちらの訳が良いと思います。また彼女が理解し始めたのは、2つのことです。
(AM)
ここのkiu は何の代わりに使用されていますか?その前のstudadoですね。por studado, kaj studado por doni riĉajn fruktojn, bezonas trankvilecon, kiel birdo….
(TH)
苦しめる不安に満ちている今の状態が、まだはっきりとしないけれどマルタの心の中にはすでにむしばむにがさを侵入させていた、地上のみんなから見放されたマルタは、自分自身を欺き、彼女の状況は勉強にとても不利であると理解し始めた、豊かな実りを与えるための学習には静けさが必要であり、鳥が自身の羽を広げるために空気が必要であるのと同じです。
(TH)
苦しい不安に満ちている今の状態が、マルタの心の中にまだはっきりとしないけれどすでにむしばむにがさを侵入させていた、地上のみんなから見放されたマルタは、自分自身に関して彼女の当てが外れてしまったこと、そして豊かな実りを与えるための学習には、鳥が自身の翼を広げるために空気が必要であるように、彼女の状況は勉強にとても不利であると理解し始めた。
- La plej forta dezirado, la plej varmega aspirado de la spirito, la plej turmenta streĉigo de la volo ne povis fari tion, ke menso neinstruita penetru per unu fojo la misterojn de la scienco, ke la neekzercitaj organoj de komprenado kaj de memorado fleksiĝu kiel delikatj kordoj, ke ili simile al fulmo saltu rapidajn rondojn, simile al vakso moligita per fajro ensorbu en sin tion,kion oni enŝutas en ilin.
(TH)
最高に強い望み、最高に熱い精神の念願、そして欲求の苦痛な緊張ではその事を実現出来ません、教育されて無い精神が科学の神秘に一度ではたどり着くなんて、理解力と記憶力の訓練されてない器官は繊細な弦のように曲がるなんて、それらは稲妻に似て速い円へ飛び込む、炎によって柔らかくなった蝋に似てひとが注ぎいれたものを自身に吸収する。
(AM)
意思をどんなに苦しくなるまで高めたとしても
ここのtio はke…,ke….,ke…を指します「。。。。なんて」という訳もいいですね。
(AM)
上の文のili は何を指しますか? 以下の訳では何を言っているのかわかりません。
(TH)
最高に強い望み、最高に熱い精神の念願、そして意思をどんなに苦しくなるまで高めたとしても実現出来ません、 教育されて無い精神が科学の神秘に一度ではたどり着くなんて、理解力と記憶力の訓練されてない器官は繊細な弦のように曲がるなんて無理です、それらは稲妻がスピードで動く的に命中するのと同じよう、炎によって柔らかくなった蝋がひとが投げ込んだものを自身に吸収する。
(UK)
La … dezirado,
la … aspirado,
la … streĉiĝo,
ne povis fari tion,
ke menso….. penetru….
ke organoj…. fleksiĝu …
ke ili …. saltu ……..
ensorbu …..
という構造なのでili は直前のkeの中の主語mensoとorganojだと思われます。
そこで以下のように解釈してみました。
どんなに強い望みでも、
どんなに熱い精神の熱望でも、
どんなに辛い意志の緊張でも、
教育を受けていない精神が科学の神秘をいっぺんに突き通そうとすること、
訓練を受けていない理解や記憶の器官を繊細な弦のように撓めようとすること、
それらの精神や器官が目まぐるしく回る輪に稲妻のように飛び込み、
火で柔らかくされた蝋のように自分に振り撒かれたものを自分の中に吸収しようとすること、
などできやしない。
(TH)
最高に強い望みでも、最高に熱い精神の念願でも、どんなに辛い意思の緊張でも、教育を受けていない精神が科学の神秘をいっぺんに突き通そうとすること、訓練を受けていない理解や記憶の器官を繊細な弦のように曲げようとすること、それらの精神や器官が目まぐるしく回る輪に稲妻のように飛び込み、火で軟らかくされた蠟のように自分に振り撒かれたものを自分の中に吸収すること、など出来やしない。
