テキスト
Paĝo-28 Linio-9
-Post kelke da tagoj.
-Ĉu vi skribis al ŝi pri la kondiĉoj, kiujn mi metis?
-Jes,kaj sinjorino la grafino ilin akceptis.
-Sekve miaj kvarcent spesmiloj estas certaj?
– Absolute certaj.
-Kaj mian malgrandan nevinon mi povos havi ĉe mi?
-Jes.
-Kaj mi hovos apartan ĉambron, apartan sevantinon, ĉevalojn por veturpromenado, kiam mi volos, kaj du monatojn da libertempo?
-Ĉiujn ĉi tiujn kondiĉojn sinjorino la grafino konsentas.
-Bone do, diris la francino leviĝante, -post kelke da tagoj mi venos, por demandi denove pri la alveno de sinjorino la grafino.
Tamen se ŝi post unu semajno ne alvenos aŭ ne sendos peti min, mi liberigos min de la interkonsento.
Plue atendi mi ne volas nek bezonas.
Mi povas havi dek lokojn similajn.
Bonjour, Madame.
Ŝi faris facilan kapsaluton al la mastrino kaj al Marta kaj foriris.
訳
(SJ)
「数日後」
「あなたは私が示した条件について彼女に書きましたか?」
「はい。そして伯爵夫人はその条件を受け入れた。」
「したがって私の400スぺスミーロは確かなの?」
「絶対に確かです。」
「そして私の小さい姪は私といてもいいの?」
「はい。」
「そして私は別の部屋と侍女、望む時の乗馬のための馬(乗りたいときに乗れる馬)、そして2か月の休暇がいるでしょう。」
「すべてのこの条件を伯爵夫人は承諾する。」
「分かりましたでは」、フランス女性は立ち上がりながら言いまた。「数日後伯爵夫人の到着について再び質問するために私は来るでしょう。しかしもし彼女が一週間後到着しなかったなら、あるいは私にお願いするために寄こさないなら、私はその合意を破棄するでしょう。さらに私は待つことを望まないし必要もない。私は似たような10か所からの依頼があります。さようなら、奥様」
彼女は女主人とマルタに軽く会釈し、去って行った。
経過
1. -Ĉu vi skribis al ŝi pri la kondiĉoj, kiujn mi metis?
(SJ)
-あなたは彼女に私が当てた条件について書きましたか?
(UK)
*Mi metis la kondiĉojn. ここでは「条件を置く」という言い方をしています。
日本語では普通何と言うでしょうか?「条件を~」
(SJ)
あなたは私が付けた条件について彼女に書きましたか?
(TM)
meti kondicxon → 条件を示す、出す など使いますよね。
(SJ)
あなたは私が示した条件について彼女に書きましたか? ※確かに示したの方がしっくりきます。
2. -Jes,kaj sinjorino la grafino ilin akceptis.
(SJ)-はい。そして伯爵夫人は彼女らを受け入れた。
(UK)*ここのilinは「彼女ら」でしょうか。その場合「彼女ら」とは誰か?ということになります。
ここはŝiの複数形ではなく、ĝi = kondiĉoの複数形です。
(SJ)はい。そして伯爵夫人はその条件を受け入れた。
3. -Kaj mian malgrandan nevinon mi povos havi ĉe mi?
(SJ)-そしてわたしの小さい姪を私は私のところに居ることはできるの?
(TM)そして私の小さい姪は私といてもいいの?
4. kaj mi havos apartan ĉambron, apartan servantinon, ĉevalojn por veturpromenado, kiam mi volos, kaj du monatojn da libertempo?
(SJ)
-そして私が2が月の休暇を望むとき、離れの部屋と乗馬のための馬を持つでしょう。
(UK)
*kiam mi volosが全体にかかっているように訳されていますが、これはおそらく (havi) ĉevalojn por veturpromenadoだけにかかっているでしょう。
*apartan ĉambron, apartan servistinonとありますからapartaは「離れの」というよりは「(私のためだけの)別の」ということで良いと思います。
*この人が要求した条件はapartan ĉambron, apartan servistinon, ĉevalojn por vetrupromenado kaj du monatojn da libertempoに加えて年俸と姪が一緒に住むということだったのだと思います。
(SJ)
そして私は別の部屋と侍女、望む時の乗馬のための馬(乗りたいときに乗れる馬)、そして2か月の休暇がいるでしょう。
-Ĉiujn ĉi tiujn kondiĉojn sinjorino la grafino konsentas.
(SJ)
-すべてのこの条件を伯爵夫人は承諾する。
(UK)
*sinjorino la grafino ここは私がわからなかったところです。Helpon!
sinjorino la grafino konsentisはsinjorino = la grafinoを並置したのでしょうか?それともla grafinoに対しては通常sinjorinoの敬称を付けるのでしょうか?
(TM)
UKさんの疑問、sinjorino la grafino 「sinjorino」 は上流階級や修道女に付ける尊称とありますね。「mosxto 」もそう?
(AM)UKさんが気になっている, sinjorino la grafino は、la grafino が称号で、sinjorino はそれに付けた敬称と考えるのが妥当と思います。
5. -Bone do, diris la francino leviĝante, -post kelke da tagoj mi venos, por demandi denove pri la alveno de sinjorino la grafino.
(SJ)
わかりました。と伯爵夫人が起きながら、数日後私は再び伯爵夫人の到着について質問するために来るだでしょう。
(UK)
*la francino leviĝanteは誰が立ち上がった?
(SJ)
分かりました。だから、フランス女性は立ち上がりながら、数日後伯爵夫人の到着について再び質問するために私は来るでしょう。
(UK)
**惜しい。細かいところですが、doはBoneの方にくっつきます。「では」と言う感じでどうでしょうか。それと”diris”を訳に入れると全体が落ち着きます。
(SJ)
分かりました。だから では、フランス女性は立ち上がりながら言いまた。数日後伯爵夫人の到着について再び質問するために私は来るでしょう。
6. Tamen se ŝi post unu semajno ne alvenos aŭ ne sendos peti min, mi liberigos min de la interkonsento.
(SJ)しかしもし彼女が一週間後到着しなかったなら、あるいは私を呼び寄せないなら、私はその合意から自分を解放するでしょう。
(UK)*ne sendos peti minはsendos iun por peti minだと思います。私を直接呼び寄せないなら、というよりは、誰かを私にお願いするために寄こさない(送らない)なら、と解釈できます。
*「私はその合意から自分を解放する」を普通の日本語の言い方にすると?
(SJ)
しかしもし彼女が一週間後到着しなかったなら、あるいは私にお願いするために寄こさないなら、私はその合意を破棄するでしょう。
7. Plue atendi mi ne volas nek bezonas.
(SJ)
さらに私は待つ必要がない。
(UK)
*ne volasが訳されていないです。ne volas nek bezonasと言っています。
(SJ)
さらに私は待つことを望まないし必要もない。
8. Mi povas havi dek lokojn similajn.
(SJ)
私は似た場所を10か所持つことができる。
(UK)
*その通りですが、こんなとき私たちはどんな風に言うでしょうか?
(SJ)
私は似たような10か所からの依頼があります。(…でいいんでしょうか?)
(UK)
**いいと思います。これはおそらくこの人のはったりですね。かなり急いでいる感じですから。
(SJ)
私は似たような10か所からの依頼があります。
9.Ŝi faris facilan kapsaluton al la mastrino kaj al Marta kaj foriris.
(SJ)
彼女は女主人とマルタにやさしく会釈し、去った。
(UK)
*これまでの彼女の自信たっぷりで傍若無人な態度からするとfacilan kapsalutonは「やさしく会釈」というよりは「軽く会釈」の方が合うかなと思います。
(SJ)
彼女は女主人とマルタに軽く会釈し、去って行った。